29日の日経平均株価は現地28日の米株のうちでNYダウが終値ベースの史上最高値を更新するなど堅調な展開だったが、外国為替が円高に振れていることが意識されて日本株は売りが先行、その後午前9時54分には日経平均が同217円48銭安の4万2611円31銭の安値を付けて売り一巡後は下げ渋りから下落幅を縮小する展開となったが、週末と月末が重なることもあって積極的な売買は限られて前日比110円32銭安の4万2718円47銭と3日ぶりに反落。TOPIX(東証株価指数)も同14.60ポイント安の3075.18ポイントと下落した。東証プライム市場の出来高は18億6670万株、売買代金は4兆4068億円。騰落銘柄数は値上がりが632銘柄、値下がり929銘柄、変わらずは57銘柄だった。
29日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円ちょうど近辺で推移している。今晩の米国で発表される米7月PCE(個人消費支出)価格指数を控えて様子見ムードが広がって方向感の乏しい展開が続いた。FRB(米連邦準備制度理事会)の独立性を懸念したドル売り・円買いが上値を抑えたとの見方があった一方で米長期金利の下げ渋りを背景にドル・円の下値は限られた。
週末の個別はすべて下落、トヨタ、ホンダ、三菱重工、パナソニックが1%台、三菱UFJとコマツが小幅に値を下げて引けている。日経平均はまだまだ高値が続いているが、どの辺りで落ち着くかが今後の焦点だろう。
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