9日午前10時2分すぎの日経平均株価は、現地6日の米株は5月雇用統計が市場予想平均を上回ったことが材料視されてNYダウが3日ぶりに反発、ナスダック総合指数も反発したことから日本株は米国株高や円安の動きを受けて買いが優勢で前週末6日に反発した強い動きが継続したようでシカゴ日経平均先物の円建て清算値は前週末6日の大阪取引所清算値比220円高の3万7990円で前週末比400円程度高い3万8140円前後で推移するなど買い基調で午前9時59分には同436円40銭高の3万8178円01銭を付けて取引時間中としては5月30日以来約1週間ぶりに心理的なフシ目の3万8000円台を回復した。後場の日経平均株価は前週末比400円程度高い3万8140円近辺で推移するが、後場はやや売り優勢で取引を開始したが、その後は上げ幅を取り戻す動きにあって前場高値(3万8178円01銭)を視界に捉えている。

 

9日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は実需筋の買いが一巡した後は売り戻されて1ドル=144円台半ばに伸び悩んだ。仲値前後は145円近くまで買われたが、その後はじりじりと値を下げた。時間外取引で米長期金利がやや低下したことなどが圧迫要因。正午現在は、1ドル=144円48~50銭と前週末(午後5時、143円90~91銭)比58銭のドル高・円安。

 

週明けの前歯の個別は、三菱UFJがほぼ1%、コマツが小幅に上げているが、ホンダは変わらず、パナソニックは1%台後半の下げ、トヨタと三菱重工も小幅に下げている。日経平均が好調な割には持ち株は渋い。株式市場は昨日の高値に近づいたが、突破できずに後場寄りにかけてやや上げ幅を縮める推移で基本的には38100円を挟んでの保ち合い気味の展開となった。後場寄り付き時点の日経平均は引き続き買い優勢でスタートしたが、後場寄りはやや上げ幅を縮めて始まってから再度強含む動きを見せているそうだ。

 

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