30日の日経平均株価は、始まりから買いが先行したが、戻り待ちの売りに上値の重い展開となる場面も見られたようだが、後場に入り為替が一時1ドル=142円60銭台と円安方向に振れたことが支えとなったようで日経平均は午後3時14分に同216円53銭高の3万6056円52銭まで上げ幅を拡大するなど高値圏で取引を終えて前営業日比205円39銭高の3万6045円38銭と5日続伸。TOPIX(東証株価指数)も同16.68ポイント高の2667.29ポイントと上昇した。日経平均は終値ベースでは3月28日(3万7120円33銭)以来、1カ月ぶりに心理的なフシ目の3万6000円を上回った。東証プライム市場の出来高は22億8183万株。売買代金は5兆4367億円で、SQ(特別清算指数)値算出日を除くと10日(5兆5949億円)以来、3週間ぶりの大きさ。騰落銘柄数は値上がりが923銘柄、値下がりは650銘柄、変わらずは62銘柄だった。

30日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=142円台半ばで推移している。日経平均株価の上昇などを背景に底堅く推移。午後には142円70銭近辺まで上昇する場面があった。日銀金融政策決定会合などの重要イベントや米1-3月期GDP(国内総生産)などの重要経済指標を控えて様子見ムードが強く積極的な動きは見られなかったが、貿易交渉の進展を期待したドル買い・円売りが支えになった。

 

週後半の個別は上げ下げまちまち、パナソニックが2%台、三菱UFJが1%台、ホンダが小幅に上げたが、トヨタは2%台、三菱重工とコマツの機械系は小幅に下げて引けている。トランプ関税も何となく引け気味で相場も落ち着きを取り戻したようだ。3日からの4連休で相場も様子見になるだろうか。まだまだトランプじじいも安心はできないが、関税戦争は超消費大国の米国には無理があるように思う、・・(--〆)。

 

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