23日の日経平均株価は、株価は921円52銭高の3万5142円12銭を付けて取引時間中としては約3週間ぶりに3万5000円台を回復、円安や米中貿易摩擦の懸念後退によって輸出株中心に買い戻しが入ったが、買い一巡後は戻り待ちの売りに押される格好で上げ幅を縮小、後場に入り上げ幅を取り戻す場面が見られたが、積極的な買いは限られてもみ合い商状が続いてそれでも前日比648円03銭高の3万4868円63銭と3日ぶりに大幅反発。TOPIX(東証株価指数)も同52.20ポイント高の2584.32ポイントと続伸した。東証プライム市場の出来高は18億1680万株、売買代金は4兆2914億円。騰落銘柄数は値上がりが1347銘柄と8割を超えた一方、値下がりは244銘柄、変わらずは44銘柄だった。

 

23日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=141円台後半で推移している。トランプ米大統領がパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の解任を否定したと伝わって早朝にドル高・円安が進行して一時143円20銭近辺まで上昇したが、急伸した反動もあって早い段階で上昇は一服。午前10時すぎにかけては上げ幅を縮小した。日米財務相会合で為替が議題にあげられるとの予想もドル・円の重しになったようだ。142円割れの水準で下げ止まるとその後はほぼ横ばいで推移した。

 

週中の個別はすべて高値で引けている。トヨタが5%台、三菱重工が4%台、三菱UFJが3%台、ホンダとコマツが2%台、パナソニックもほぼ2%に近かった。トランプじじいもやや引き気味になってきた。世界最大の消費国の米国が関税を引き上げては国内が持たないだろう。各国もその辺の事情が分かってきたのかもしれない。何より関税ショックの元凶のトランプじじいが「ちょっとやり過ぎた」と思い始めているのかもしれない。関税上げるぞとおどしゃあいいってもんじゃないだろう。「人を呪わば穴二つ」と言うしなあ、・・(--〆)。

 

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