20日前場の日経平均株価は、始まりから売りが優勢で取引を開始、時間外取引で米株先物が下落する中で為替相場が円高に振れたことが嫌気され下げ幅を拡大、引き続きトランプ米大統領の自動車関税策が重しとなって関連株が軟調で午前11時26分には同604円87銭安の3万8559円74銭を付けるなど売り込まれてその後も安値圏で前場の取引を終えて前日比584円90銭安の3万8579円71銭と大幅続落。TOPIX(東証株価指数)も同39.50ポイント安の2727.75ポイントと続急落した。20日午後零時53分すぎの日経平均株価は前日比640円程度安い3万8520円近辺で取引されている。後場は前場終値近辺で取引を開始、その後も弱含みで推移して午後零時38分には同660円59銭安の3万8504円02銭を付けている。為替相場は1ドル=150円40銭台で足元ではやや円高方向にあることも意識されているようだ。東証プライム市場の出来高は9億1946万株、売買代金は2兆2277億円。騰落銘柄数は値上がりが223銘柄にとどまった一方、値下がりは1378銘柄と8割を超えた。変わらずは38銘柄だった。
20日午後の東京市場でドル・円は一段安となり150円36銭まで値を下げた。サポートラインとして期待された150円90銭付近を午前中に下抜けて下落圧力がかかりやすい。ウクライナ協議の不透明感と日銀の利上げ観測で円買い主体の相場が続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円36銭から151円43銭、ユーロ・円は156円86銭から157円85銭、ユーロ・ドルは1.0419ドルから1.0437ドル。
週後半の個別はすべてマイナス、トヨタ、三菱UFJ、コマツ、パナソニックが2%台、ホンダと三菱重工が1%台と値を落としている。トランプ関税と円高が効いているようだ。ところでトランプさん、ロシアのウクライナ侵攻を「ウクライナが悪い」なんて言っているようだが、年で頭狂ったか。プースケと仲良しだからと言ってこれはいかんだろう。悪いのはプースケ、これは何とも覆い隠しようがない。しかしトランプさんの発言力は強大だとか。世界に独裁者がまた一人増えたか。でもおバカなことを言っているから支持が不支持を下回るんだ。米国の世論調査では81%が「悪いのはプースケ」と言っているそうだ、・・(--〆)。
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