12日の日経平均株価は現地11日にトランプ米大統領は3月12日から鉄鋼・アルミニウム製品の輸入に関して例外なく25%の関税を課すと発表、米国株式市場ではNYダウが続伸した半面、ナスダック総合指数は反落するなどまちまちで日経平均はシカゴ先物の円建て清算値3万9070円にサヤ寄せする格好で取引を開始、午前9時2分に同301円48銭高の3万9102円65銭を付けるも買い一巡後は戻り待ちの売りに上値が重くて後場の取引直後には下げ転換する場面も見られたが、その後ドル・円相場が1ドル=153円台の後半と朝方の水準よりも円安に振れたことが支えとなり上げ幅を取り戻す格好で取引を終えて前営業日比162円53銭高の3万8963円70銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)は同0.32ポイント高の2733.33ポイントと3日ぶりに小反発した。東証プライム市場の出来高は24億6704万株。売買代金は5兆4101億円と3日(5兆5629億円)以来、6日ぶりに5兆円台に乗せた。騰落銘柄数は値上がりが851銘柄、値下がりは743銘柄、変わらずは46銘柄だった。
12日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=153円台半ばで推移している。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が利下げを急がない姿勢を示したことで東京時間もドル買い・円売りが先行。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りもあってドル高・円安が急速に進んで午前中には153円台を回復。午後は米1月CPI(消費者物価指数)を前にした様子見ムードも広がって上昇が一服したが、下値は限定的だった。
週中の個別は、輸出系のホンダが1%台、トヨタが小幅に値を下げたが、パナソニックは2%台、三菱重工、三菱UFJ、コマツは小幅に値を上げている。材料と言えばトランプ大統領の動向と米国の株価などだが、トランプさん、戦闘的な経済政策で何とか中間選挙までに実績を作ろうと力んでいるようだ。もしも勝ったら憲法を改正してもう一期やるつもりだろうか、・・(;一_一)。
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