24日の日経平均株価は現地23日の米株高を受けて始まりは日本株にも買いが入ったが、トランプ米大統領がFOXニュースのインタビューで「中国に関税を課すことは避けたい」と発言するなど過度な関税策への警戒感が後退する場面もあり、また昼休みの時間に日本銀行は政策決定会合で政策金利を0.25ポイント引き上げ0.50%とすることを決定したと発表、市場の予想通りで大きな波乱は見られなかったが、利上げを受けて10年物国債の利回りが上昇(価格は下落)したことや外国為替市場で1ドル=155円台の前半まで円高が進んだことも意識されて午後1時27分には同152円18銭安の3万9806円69銭を付ける場面も見られたが、売り一巡後は下げ渋る動きにとなって前日比26円89銭安の3万9931円98銭と5日ぶりに反落、TOPIX(東証株価指数)が同0.70ポイント安の2751.04ポイントと小幅に下落した。東証プライム市場の出来高は18億6669万株、売買代金は4兆5000億円。騰落銘柄数は値上がりが1044銘柄と多く、値下がりは516銘柄にとどまった。変わらず81銘柄だった。
24日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=155円台前半で推移している。午前中は日銀金融政策決定会合の結果公表待ちで動意薄。日銀が昼すぎに利上げを発表すると市場予想通りとして一旦ドル買い・円売りが先行。ただ「展望リポート」で今後の利上げ継続を示唆したとして円を買い戻す動きが強まって軟化して一時155円ちょうど近辺まで下落。一巡後も同水準でもみ合った。
週末の個別は、三菱重工が2%台と値を上げている。これは防衛関連高だろう。三菱UFJは変わらず。トヨタとパナソニックが1%台とやや値を下げている。ホンダは小幅な下落、コマツはかすかに下げて引けている。能無し日銀が金利を上げたが、予想通りで大きな影響はなかったようだ、・・(;一_一)。
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