17日の日経平均株価は現地16日の米株が下落したことや円高などを受けて日本株も朝方から売りが先行、また1月の日銀の利上げ観測への警戒感もあって弱含みで推移して日経平均は午前10時55分に同516円92銭安の3万8055円68銭を付けたが、心理的なフシ目の3万8000円近辺で下げ渋る動きを見せたことから買い手がかり材料がないが、心理的な節目が意識されて下げ幅を縮小する展開となって前日比121円14銭安の3万8451円46銭と反落。TOPIX(東証株価指数)は同8.89ポイント安の2679.42ポイントと続落した。東証プライム市場の出来高は17億5408万株、売買代金は3兆9481億円。騰落銘柄数は値上がりが688銘柄、値下がりは890銘柄、変わらず65銘柄だった。
17日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=155円台半ばで推移している。日経平均株価の大幅安を受けてリスクオフの円買いが先行したが、155円を割り込んだところで下げ止まってその後は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測されて下げ渋った。中国の10-12月期GDP(国内総生産)などが市場予想を上回ったことで中国株の堅調推移とともドル・円も緩やかに戻りを試して週明けの米大統領就任式を前にした持ち高調整のドル買いもあって強含んだ。
週末の個別は、上げ下げこもごも、ホンダ、コマツ、パナソニックが小幅に上げたが、トヨタ、三菱重工、三菱UFJは1%台と下げている。円高と言ってもさほどでもないが、能無し日銀のせいであまりの円安に慣れ切っているんだろうか。トランプさんが大統領に就任するとまた荒れるんだろうか、・・(--〆)。
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