16日前場の日経平均株価は、現地15日の米株が上昇したことで日本株も始まりから買いが先行、先物に断続的な買いが入ったこともあって日経平均は午前9時30分に同487円96銭高の3万8932円54銭を付けたが、ドル・円相場が1ドル=155円台の半ば(15日は156円87-89銭)と円高方向に振れていることや1月の日銀の利上げ観測の警戒感から上値は重く上げ幅を縮小して前日比107円38銭高の3万8551円96銭と6日ぶりに反発。一方TOPIX(東証株価指数)は同0.63ポイント安の2690.18ポイントと小幅に反落した。16日午後零時47分すぎの日経平均株価は前日比180円程度高い3万8620円近辺で推移するが、後場は買い優勢で取引を開始して上げ幅を取り戻す格好となっている。東証プライム市場の出来高は8億9293万株、売買代金は1兆9734億円。騰落銘柄数は値上がりが664銘柄、値下がりは909銘柄、変わらず70銘柄だった。
 

16日午前の東京市場でドル・円は大幅安となって156円52銭から155円20銭まで下げた。日銀が来週の金融政策決定会合で追加利上げに踏み切るとの思惑から円買いが優勢で主要通貨を下押し。一方で米10年債利回りは動意が薄くドル買いは後退。ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円20銭から156円52銭、ユーロ・円は159円75銭から161円08銭、ユーロ・ドルは1.0285ドルから1.0299ドル。

 

午前中の個別は円高が祟ってトヨタが2%台、ホンダとパナソニックが1%台と値を落としている。一方で三菱重工が2%近く、コマツも小幅だ場値を上げている。三菱UFJは小幅な下げ、・・(一一")。能無し日銀が利上げをどうするか。また何だかんだ理屈をつけて据え置くかな、・・(--〆)。

 

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