11日の日経平均株価は、始まりは現地10日の米株市場で米11月CPI(消費者物価指数)の発表を11日に控えて様子見姿勢が強まる中でNYダウが4日続落、ナスダック総合指数も続落して日本株も米株安を受けて売りが先行、売り一巡後も戻り待ちの売りに上値を抑えられ弱含みの展開で推移したが、後場は一転して買い優勢で取引を開始、戻り待ちの売りに値が重い場面も見られたが、取引終了にかけて堅調に推移して日経平均は午後3時23分に同34円35銭高の3万9401円93銭を付けるなど引き締まる格好で取引を終えて前日比4円65銭高の3万9372円23銭と小幅ながら3日続伸、TOPIX(東証株価指数)も同7.90ポイント高の2749.31ポイントと上昇した。東証プライム市場の出来高は17億703万株、売買代金は3兆8412億円。騰落銘柄数は値上がりが823銘柄、値下がりは750銘柄、変わらずは71銘柄だった。
11日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=151円台半ばで推移している。今晩の米11月CPI(消費者物価指数)の発表を控えて様子見ムードが強くて狭いレンジでもみ合った。午前中は日経平均株価の軟調推移に加えて国内輸出企業による実需のドル売り・円買いも観測されて弱含みで推移したが、午後は持ち高調整のドル買い・円売りに支えられて下げ渋った。
週中の個別は、ホンダだけが小幅に下げたが、その他は買われて上昇、三菱重工は4%台、三菱UFJもほぼ2%、コマツとパナソニックは1%台、トヨタが小幅に上げて引けている。国内にはこれと言った材料もなくほぼ米株の動きと為替の上げ下げに応じて株価が動いている。経済はほとんど米国の属国のようではあるが、これも政治と能無し日銀のせいだろうか。それから企業の存続に窮している経営者もその仲間だろうか。国民もお上に頼らず稼ぎは自分で稼ぎ出せ。それが経済の原理だろう、・・(一一")。
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