28日前場の日経平均株価は、始まりは円高と米株安を受けて売り優勢で始まったが、外国為替市場で朝方の水準よりも円安方向に振れたことや時間外取引で米株先物が上昇したことなどが意識されて買いが入り、また米国の対中規制が想定ほど厳しくならないと伝わったこともあって半導体や輸出関連の銘柄が見直されるなどして日経平均は午前10時51分に同246円56銭高の3万8381円53銭を付けてその後は戻り待ちの売りに上値を押さえられたが、堅調な値動きで前場の取引を終えた。後場はやや買い優勢で取引を開始、米国の対中規制が想定ほど厳しくはないようだと伝わったことや外国為替市場でドル・円相場が1ドル=151円60銭前後で落ち着いた動きにあることから堅調な展開で午後1時39分には同343円35銭高の3万8478円32銭を付けるなど高値圏で推移する。前場終了時は前日比160円16銭高の3万8295円13銭、TOPIX(東証株価指数)が同14.62ポイント高の2679.96ポイントと3日ぶりに反発した。東証プライム市場の出来高は8億4187万株、売買代金は2兆1640億円。騰落銘柄数は値上がりが1139銘柄と7割に迫る一方、値下がりは452銘柄、変わらずは47銘柄だった。

 

28日午後の東京市場で米ドル・円は151円50銭近辺で推移。やや底堅い動きに転じている。ここまでは150円93銭から151円75銭で推移。ユーロ・ドルは引き続き伸び悩んで1.0570ドルから1.0547ドルまで値下がり。ユーロ・円は反転し、159円51銭から160円13銭まで戻した後、160円を挟んだ水準で推移しているようだ。

 

週後半の個別は、前場終了時でトヨタ、ホンダ、パナソニックが1%台、三菱重工が小幅に上昇、三菱UFJは変わらず、コマツは小幅に値を落としている。今後も当分は米国のトランプ政権の政策をにらみながら相場が動くだろう。トランプさんにそっぽを向かれた日本の石破政権はどうするんだろうか、・・(一一")。

 

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