25日の日経平均株価は、始まりから売りが優勢で手がかり材料にも乏しい中で27日の衆議院議員選挙では与党大敗も予想されていることもあって手控えムードが強まり日経平均は午後1時8分に同430円29銭安の3万7713円00銭を付けるなど軟調な展開が続いて取引終了にかけて買い戻す動きが見られたが、為替が前日の水準よりも円高に振れたことも重しになって前日比229円37銭安の3万7913円92銭と反落。TOPIX(東証株価指数)が同17.25ポイント安の2618.32ポイントと5日続落した。日経平均が終値ベースで3万8000円を割り込むのは2日(3万7808円)以来約3週間ぶり。東証プライム市場の出来高は15億6558万株、売買代金は3兆1579億円。騰落銘柄数は値上がりが216銘柄に対し、値下がりが1398銘柄と8割を超え、変わらずは32銘柄だった。
 

25日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=151円台後半で推移している。午前中は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りにより強含む場面があって午前10時前には一時152円台まで戻したが、米長期金利が時間外取引で低下したことからドル・円も上値が重くなった。日経平均株価が停滞する中で週末の衆院選の投開票日を前に様子見ムードも強くて午後は持ち高調整の動きがドル・円の上値を抑えた。

 

週末の個別は全銘柄下落の全滅だが、落ち幅はそれほどでもない。ホンダ、三菱UFJ、パナソニックが1%台、トヨタ、三菱重工、コマツは小幅な下落だった。総選挙で自公壊滅予報が飛び交う中で投資家も選挙結果見たさに様子見だろう。人気一番で選ばれた石破さんだが、総理総裁になりたさから岸田、菅派に魂を売ったことが大逆風になっているようだ。裏金なんてただ収支報告書に書かなかったというだけだが、何だか日本人は変に潔癖というのかそういうことを争点にしたがるんだよなあ、・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/。

 

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