18日の日経平均株価は、始まりは現地17日の米株が連日で終値ベースの史上最高値を更新したことを受けて買いが先行、日経平均は午前9時2分に同275円45銭高の3万9186円64銭を付けたが、その後はもみ合い商状が続いて手がかり材料がない中で週末要因もあって戻り待ちの売りに上値は限られたが、後場に入って為替相場が1ドル=149円90銭台と早朝の水準からやや円高方向に振れたこともあって下げ転換する場面も見られるなど取引終了にかけて不安定な値動きとなったが高値を維持して前日比70円56銭高の3万8981円75銭と3日ぶりに反発、TOPIX(東証株価指数)も同1.15ポイント高の2688.98ポイントと上昇した。東証プライム市場の出来高は14億3152万株、売買代金は3兆6276億円。騰落銘柄数は値上がりが757銘柄、値下がりは798銘柄、変わらずは89銘柄だった。

 

18日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=149円台後半で推移している。前日の米国時間に150円台を回復したものの東京時間は持ち高調整のドル売り・円買いが優勢となって軟調に推移。三村淳財務官が為替相場について「緊張感を持って注視していく」などと述べたこともドル・円の下げ要因となった。昼すぎにかけては横ばいで推移したが、午後は日経平均株価がマイナス圏へ沈んだこともあって円買いがやや優勢となって終盤にかけては手じまいの動きもあってドル売り・円買いがやや加速する場面があった。

 

週末の個別はホンダとパナソニックが小幅に下げた他は上げで引けた。三菱重工、三菱UFJの三菱グループは1%台の高値、トヨタとコマツは小幅に上げて引けている。最近の日本株は米株とドル円の状況で上げ下げしているので単純明快ではある。政治は経済にはまるで無頓着ではある、・・(一一")。

 

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