16日の日経平均株価はオランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングの決算を受けて15日の米株のうち半導体関連株が下落、朝方から日本株にも売りが先行して日経平均は午前9時14分に同847円70銭安の3万9062円85銭を付けたが、売り一巡後も手がかり材料に乏しいことから戻りは鈍くて下げ渋る動きも見られたものの弱含みで推移して前日比730円25銭安の3万9180円30銭と5日ぶりに大幅反落、TOPIX(東証株価指数)も同32.91ポイント安の2690.66ポイントと下落した。東証プライム市場の出来高は16億1511万株、売買代金は3兆9155億円。騰落銘柄数は値上がりが354銘柄にとどまった一方で値下がりは1246銘柄と7割を超えた。変わらずは58銘柄。
16日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=149円台前半で推移している。朝方は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが観測されて強含んだが、日銀の安達誠司審議委員が香川県の経済懇談会で金融政策の正常化に前向きな発言をしたことで円買いが強まり一時148円85銭近辺まで下落した。ただ利上げペースは緩慢であるべきとの見方も示したことで円買い一巡後は下げ幅を縮小。午後は安達委員の発言が伝わる前の水準まで持ち直した。
週中の個別は、三菱重工と三菱UFJが小幅に値を上げたが、トヨタ、ホンダ、コマツ、パナソニックは1%前後の下落、最近の株価は米株の上げ下げやドル円相場に連動して大きく上げ下げする状況が続いているが、何だか素人の売り買いのような展開ではある。もう少しじっくりとした売り買いが出来ないものだろうか。いずれにしても国内に材料がないのでどうしようもないが、・・。総選挙もあまり材料にはならないようだが、「減税します。社会保障費下げます。労働時間を減らして給料増やします。子育て教育手当を増額します。」なんて言っているが、財源はどうするんだ。政治も素人政治屋ばかりのようではある、・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
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