10日の日経平均株価は、前日の米株高と円安を支えに買いが先行、日経平均は前場開始ほどなく上げ幅を338円まで拡大したが、その後は利益確定や戻り売りの圧力が強まり押し返される展開に変わり米9月CPI(消費者物価指数)の発表を日本時間10日夜に控えて買い上がる動きは乏しく後場も勢いを欠いて午後零時42分には日経平均が4円高まで値を消してTOPIXとともにマイナス転換が意識されたが、押し目を拾う動きもあってその後はプラス圏で踏みとどまったが、円安が支えとなって前日比102円93銭高の3万9380円89銭と続伸した。TOPIX(東証株価指数)も5.43ポイント高の2712.67ポイントと続伸した。
10日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=149円台前半で推移している。午前中は上値がやや重くて149円ちょうど近辺まで下落する場面があった。事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとうび)」に当たり国内輸出企業による実需のドル売り・円買いが観測されたものの昼すぎにかけては動意が乏しくなった。午後にドル買い・円売りが強まる場面があって一時149円55銭近辺まで上昇したが、米9月CPI(消費者物価指数)の発表を前に様子見ムードも強くなり一巡後は上げ幅を縮小した。
週後半の個別は、すべて上昇するもホンダ、三菱UFJ、コマツが1%台、トヨタ、三菱重工、パナソニックが小幅に上げるなど全般的に細やかだった。国内は総選挙モードだが、盛り上がりに欠けるように思う。自民党も旧安倍派と岸田、菅派の対立が顕著になって間に立った石破総理も岸田、菅派に首根っこを押さえつけられているのでこれもパッとしない。負けたら自民党内部で何が起こるかその方が興味深いが、立憲民主が政権でも取ったらまた貧血経済になるのかねえ。日本の政治も人材不足で困ったものではある、・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
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