9日の日経平均株価は、現地8日の米株高を受けて朝方から買いが先行、日経平均は午前9時5分に同518円74銭高の3万9456円28銭と今日の高値を付けたが、買い一巡後は戻り待ちの売りに上値を抑えられる展開となり後場も買い優勢で堅調に推移したものの取引終了近くには上げ幅を縮小して前日比340円42銭高の3万9277円96銭、TOPIX(東証株価指数)が同8.09ポイント高の2707.24ポイントと反発して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は15億8338万株、売買代金は3兆6430億円。騰落銘柄数は値上がりが886銘柄、値下がりは720銘柄、変わらずは52銘柄。
9日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=148円台半ばで推移している。序盤はドル売り・円買いが先行したが、ニュージーランド中銀による利下げを背景にNZドルが対ドル対円で売られるとドル・円も持ち直す場面があった。昼すぎにかけては方向感なくもみ合ったが、午後2時すぎに中国の財務省が財政政策について12日に説明すると報じられて午後は中国の財政出動観測からリスクオンのドル買い・円売りが強まった。
週中の個別は、三菱重工が小幅に上げた他はすべて下落、コマツが1%台、トヨタ、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックは小幅な寝落ちだった。今日は衆議院が解散したが、相場には特に影響はないようだ。選挙結果は自公が数を減らすだろうが、政権交代には至らないのではないだろうか。それでも数を減らしたことで石破おろしが始まり来年の参院選までに支持率が回復しなければまた総裁選だろう。次はだれになるだろうか。第二次岸田内閣なんて話もあるが、・・(一一")。
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