3日の日経平均株価は、現地2日の米株が反発したことで始まりから買いが先行、日経平均は午前9時3分に同1047円99銭高の3万8856円75銭を付けるが、石破茂首相が昨日2日に追加利上げに否定的な考えを示したことで外国為替市場で一時1ドル=147円台と円安が進んだことから輸出関連銘柄を中心に買いの動きが進んだが、買い一巡後は手がかり材料に乏しく戻り待ちの売りに上値の重い動きとなるなど前日比743円30銭高の3万8552円06銭と大幅反発、TOPIX(東証株価指数)も同31.75ポイント高の2683.71ポイントと急反発して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は19億664万株、売買代金は4兆2946億円。騰落銘柄数は値上がりが1291銘柄と8割近い。値下がりは309銘柄、変わらずは45銘柄だった。


3日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=146円台半ばで推移している。ドル・円は日経平均株価の大幅高を受けて強含んで午前10時ごろに147円台を回復した。国内輸入企業による実需のドル買いも支えになったが、足元で上昇ピッチが速かったこともあって利益確定目的のドル売りが上値を抑えてドル買い一巡後は上げ幅を縮小。日銀の野口審議委員が長崎県の金融経済懇談会で今後のデータ次第で政策金利を調整していく必要があるなどと述べたことも円買いを誘ったとの見方があった。午後は手掛かり材料難でほぼ横ばい推移となったが、終盤にかけて上値がやや重くなった。

 

週後半の個別はパナソニックが2%台、ホンダが1%台、トヨタも1%近い上げを記録した。コマツは小幅な上げだった。一方で三菱重工と三菱UFJは小幅に下げている。どうも株価の動きが荒っぽい。敢えてそういう状況を作っているのか取り巻く環境でそうなるのか難しいところだが、何だか素人の売り買いのようではある。日経平均は米株とドル円の動きで決まるのでその辺を動かす状況が株価を握っているのかもしれない。ただ思うに任せない状況だけに先が読み辛いところはあるだろう、・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/。

 

日本ブログ村へ(↓)