27日の日経平均株価は、始まり米株高を受けて買いが先行したが、買い一巡後は自民党総裁選挙を控えて様子見姿勢が強まり下げに転じる場面も見られたが、後場に入って総裁選挙が進められる中で高市早苗経済安保相が1位、石破茂元幹事長が2位となり決選投票に進んだ。トップ通過の高市氏は、日銀の追加利上げをけん制する発言をしていたことから、一時1ドル=146円台の半ばまで円安が進展、ハイテクや輸出関連銘柄を中心に幅広い銘柄が物色されて前日比903円93銭高の3万9829円56銭と大幅に続伸し連日の高値引けとなった。TOPIX(東証株価指数)は同19.82ポイント高の2740.94ポイントと続伸して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は22億4955万株、売買代金は5兆6354億円。騰落銘柄数は値上がりが642銘柄に対し、値下がりは928銘柄と値下がりが多かった。変わらずは31銘柄。


27日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=146円台前半で推移している。午前中は自民党総裁選を前に方向感の乏しい展開。午後に自民党総裁選の投票が始まるとドル買い・円売りが先行。日銀の追加利上げに否定的な考えを示していた高市早苗経済安全保障担当相が第1回目の投票で得票トップとなり2位の石破茂元幹事長との決選投票が決まると一段と円安が進んで146円50銭近辺まで上昇したが、決選投票が始まると持ち高調整のドル売り・円買いにより伸び悩んだ。

 

週末の個別は、日経平均の大幅続伸の割にはささやかで三菱重工が4%台と大きく伸ばした他はコマツが1%台、トヨタとホンダが小幅な上げとパッとしない。三菱UFJは2%台、パナソニックは小幅な下落で引けている。石破さんが自民党総裁に選出されたが、最後はどっちが選挙の顔として票が取れそうかで決まったような感じがする。そろそろ女性総理もいいのではないかと思ったが、高市さんちょっと過激な政治姿勢が敬遠されたかもしれない、・・(一一")。

 

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