26日の日経平均株価は、現地25日通常取引終了後に24年6-8月の決算を発表した米マイクロンが時間外取引で上昇したことや為替が円安に振れたことも意識されて半導体や輸出関連などを中心に幅広い銘柄が物色されてまた9月配当権利付きの最終売買日にあたり権利取りの買いも支えとなったようで前日比1055円37銭高の3万8925円63銭、TOPIX(東証株価指数)も同70.62ポイント高の2721.12ポイントと大幅反発。両指数ともに高値引けで取引を終えた。東証プライム市場の出来高は20億8531万株、売買代金は5兆2377億円と3日ぶりに5兆円を上回った。騰落銘柄数は値上がりが1580銘柄と9割を超えた一方、値下がりは56銘柄、変わらずは9銘柄だった。

 

26日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円台後半で推移している。朝方は国内輸出企業による実需のドル売り・円買いが上値を抑えたが、一巡後は日経平均株価の大幅高を背景にリスクオンのドル買いが優勢となって昼すぎには約3週間ぶりに145円台を回復する場面があった。その後は利益確定目的のドル売り・円買いにより上げ幅を縮小したが、明日の自民党総裁選で日銀による利上げに否定的な姿勢を示す高市早苗経済安全保障担当相が勝利すれば円安が進むとの思惑もあって下値は限定的だった。

 

週後半の個別はトヨタと三菱重工が3%台、ホンダ、三菱UFJが2%台、コマツとパナソニックは小幅な上げだった。今日はお定まりの円安、米株高のパタンでこれでは上げない方がおかしい。さらに9月配当権利付きの最終売買日で権利取りの買いも入ったとか。三菱重工が上げたのはH2A49号機打ち上げ成功もあるのかもしれない、・・(^^♪。

 

日本ブログ村へ(↓)