4日の日経平均株価は、現地3日の米株安を受けて日本株も始まりから売りが優勢で時間外取引の米株先物が下落したことや外国為替市場で1ドル=145円10銭台と円高・ドル安の方向に振れたことも重しとなって日経平均は午後2時15分に同1806円98銭安の3万6879円33銭を付けたが、売り一巡後は手控えムードが強まる中で弱含みで推移して前日比1638円70銭安の3万7047円61銭と大幅続落して8月5日や同2日に次ぎ今年3番目の下げ幅となった。TOPIX(東証株価指数)は、同99.78ポイント安の2633.49ポイントと7日ぶり急反落して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は20億740万株。売買代金は5兆1062億円となり8月のSQ(特別清算指数)値算出日の9日を除くと8日以来の5兆円超え。騰落銘柄数は値上がりが97銘柄に止まった一方で値下がりは1528銘柄と9割を超えた。変わらずは20銘柄だった。市場では「米景気への先行き不透明感から米8月雇用統計への警戒が強まりリスク回避の売りに押されたと見るようだ。


4日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=145円台前半で推移している。朝方は米国株安を受けた日経平均株価の下落もあってリスクオフの円買いが先行してドル・円は144円90銭近辺まで下落。仲値決済に向けては国内輸入企業による実需のドル買い・円売りを支えに下げ渋ったが、日経平均の軟調推移を背景に戻りは限られて米長期金利の低下もあって午後には円買いが再び強まった。

 

週後半の個別は、すべて大きく下げている。三菱重工、三菱UFJ、コマツが5%台、ホンダが4%台、トヨタが3%台、パナソニックが2%台といずれも大きく値を下げて引けている。投資家も先日の大暴落に対するトラウマがあるので何か似たような状況になると後先考えずにパニック的にどっと売り出すのだろう。今回もお定まりの米株安にドル安が引き金ではあるのでやはりトラウマが大きく影響しているのだろう。売買代金も5兆円とか、これもトラウマに駆られてどっと売り出したんだろう、・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/。

 

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