28日の日経平均株価は、前場は円高が嫌われて下落する場面も見られたが、売り一巡後は手がかり材料難の中で為替相場の落ち着きもあり下げ幅を縮小。現地28日の米エヌビディアの決算発表を控えて積極的な売買は限られている中で後場に入り上げに転換、弱含む場面も見られたが取引終了間際の15時には日経平均が同111円29銭高の3万8399円91銭を付けるなど高値圏で取引を終えて前日比83円14銭高の3万8371円76銭、TOPIX(東証株価指数)が、同11.32ポイント高の2692.12ポイントとそろって続伸して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は13億7271万株。売買代金は3兆2680億円で昨日27日(3兆2309億円)に次いで今年に入り3番目の少なさだった。騰落銘柄数は値上がりが600銘柄に対して値下がりは989銘柄と値下がりの方が多くて変わらずは57銘柄だった。


28日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円台半ばで推移している。朝方から国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが観測されてドル・円は底堅く推移した。豪7月CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回ると豪ドルに対してドルや円が売られてドル・円は一旦下げた後に切り返しの動きとなった。午後は伸び悩む場面があったものの追随する動きは見られず底堅く推移した。なお日銀の氷見野良三副総裁が山梨県の金融経済懇談会であいさつしたが目新しい発言は聞かれずドル・円の反応は薄かった。

 

週中も個別は、このところさえなかったトヨタが3%台後半の上げ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックは小幅な上げ、コマツだけがほんの少し値を下げて引けている。日銀副総裁が講演したって言うけど能無し日銀の言うことに市場は反応などしないだろう。先日総裁と副総裁の発言に食い違いがあったとかで日銀総裁がその理由を説明したが、「食い違いはありません」だった。それって説明っていうのか、・・(一一")

 

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