16日の日経平均株価は、米7月小売売上高が市場予想を上回って米景気に対する懸念が後退、前日の米国株高や円安の進行を材料に買いが先行、週末の手じまい売りに上値を抑えられる場面もあったが、先物への断続的な買いが観測されて後場も高値圏を維持して終盤にかけて上げ基調を強めると日経平均は上げ幅を一時1400円超に拡大して前日比1336円03銭高の3万8062円67銭と大幅に5日続伸して終値としては8月1日以来約2週間ぶりに3万8000円台を回復した。TOPIX(東証株価指数)も同77.85ポイント高の2678.60ポイントと5日続伸。東証プライム市場の出来高は18億7753万株。売買代金は4兆9974億円。騰落銘柄数は値上がり1535銘柄、値下がり90銘柄、変わらず21銘柄。
16日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=149円割れの水準で推移している。15日の米国時間に発表された強い米経済指標の結果を受けてFRB(米連邦準備制度理事会)が利下げに動きにくくなったとの見方が広がりドル・円が大幅に上昇。16日の東京時間では短期的な上昇に対する利益確定のドル売り・円買いが優勢だった。ただ日経平均株価が一時前日比1400円高と日本株が急騰したことでリスクオンのドル買い・円売り圧力も強くドル・円の下値は限られた。
週末の個別は、コマツが5%台、トヨタと三菱UFJが3%台、ホンダとパナソニックが2%台、三菱重工だけが上げ幅は小幅だった。急激な円高で慌てふためいた狂乱売り買いも落ち着いてきて日経平均も落ち着いて来たようだ。あとはどこまで戻すかその辺りに注目だろう、・・( ^^) _旦~~。
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