25日の日経平均株価は、現地24日の米国株式市場でNYダウ・ナスダック総合指数が、テック株の軟化により大きく下げたことや外国為替市場で円高に振れていることが嫌われて日経平均は午前10時34分に同1195円78銭安の3万7959円07銭を付けるなど取引時間中では6月17日以来の水準、売り一巡後は安値圏でもみ合う時間が長かったが、前場の取引終了にかけ下げ幅を縮小、後場も売り優勢で取引を開始、午後零時38分には同1243円83銭安の3万7911円02銭を付けるなど売り優勢で外国為替市場での円高が重しとなっているようで25日後場の日経平均株価は前日比1285円34銭安の3万7869円51銭と大幅に7日続落して引けた。

 

25日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=152円台後半で推移している。日経平均株価の大幅安を受けてリスクオフの円買いが先行。事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとうび)」に伴う国内輸入企業によるドル買い・円売りが観測されて下げ渋る場面もあったが、一部で日銀が月末の金融政策決定会合で利上げを検討と報じられたこともあって日米金利差縮小を見込んだ円買いが強まって昼すぎに一時152円20銭台と5月3日以来の円高水準を付けた。午後はドル売り・円買いが一巡したものの戻りは限定的だった。

 

週後半の個別は、日経平均の大幅安に相まっていずれも下落、三菱重工が6%台、コマツが4%台、三菱UFJが3%台、トヨタ、ホンダ、パナソニックが2%台といずれも大きく下げている。米株が大幅安で米金利下げ予想や日銀の金利上げ情報による為替の大幅円高が元凶のようだが、どこで下落が止まるかしばらくは様子見だろう、・・(◎_◎;)。

 

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