24日の日経平均株価は、売り優勢で始まったが、売りが一巡すると短期的な売られすぎ感から下げ渋って上げ転換する場面も見られたが、売り圧力が強く押し戻されて後場に入って外国為替市場で1ドル=154円台の半ばまで円高方向に振れていることも意識されて日経平均は午後2時50分に同497円89銭安の3万9096円50銭を付けるなど前日比439円54銭安の3万9154円85銭と大幅に6日続落。TOPIX(東証株価指数)は同40.27ポイント安の2793.12ポイントと大幅反落して取引を終えた。日経平均が6日続落するのは、21年9月27日-10月6日の8連敗以来約2年10カ月ぶり。プライム市場の出来高は16億4730万株、売買代金は3兆8657億円。騰落銘柄数は値上がり122銘柄に対して値下がりが1499銘柄と9割を超えた。変わらずは24銘柄。

 

24日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=154円台半ばで推移している。朝方は国内輸入企業によるドル買い・円売りも観測されて底堅かったが、弱い米経済指標を背景に9月の米利下げ観測が広がる中で日銀による追加利上げ観測から日本の長期金利が上昇したことで日米の金利差縮小を見込んだドル売り・円買いが次第に強まってドル・円は軟化。日経平均株価が後場に下げ幅を拡大するなどGLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米先物の下落を背景に今晩の米国株が下落するとの見方もあって午後のドル・円はリスクオフの円買いにより下値を模索した。

 

週後半の個別はすべて下落で壊滅、コマツが3%台、ホンダとパナソニックが2%台。三菱UFJが1%台、トヨタと三菱重工が小幅に下げて引けている。いつの間にか為替は1ドルが150円の前半まで円高が進んでいる。米国の景気先細りと利下げ観測でドルが売られているんだろう。日銀が追加利上げをするのかな。学者先生、相場が分からんからやらないだろう、・・(一一")。

 

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