18日の日経平均株価は、現地17日の米株のうちで半導体関連株が下落した影響や急激な円高の動きを受けて朝方から売りが先行、時間外取引で米先物が上昇していることや押し目を拾う動きなどから下げ渋る動きを見せたが、戻りは限られて取引終了にかけて売り圧力が強まって終値を決める取引の直前の15時には同993円47銭安の4万104円22銭を付けるなど前日比971円34銭安の4万126円35銭と大幅続落して今年3番目の下げ幅となった。TOPIX(東証株価指数)は同46.58ポイント安の2868.63ポイントと3日ぶりに反落して取引を終えた。プライム市場の出来高は17億6450万株、売買代金は4兆6658億円。騰落銘柄数は値上がりが467銘柄に対して値下がりは1136銘柄で7割近い。変わらずは43銘柄だった。
18日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=156円ちょうど近辺で推移している。朝方は日本株の大幅安を受けたリスクオフの円買いもあって米国時間からの流れを引き継ぎ上値の重い展開となったが、国内輸入企業による実需のドル買いも観測されて下げ渋った。円高進行のピッチが速かったこともあって昼前にかけて下げ幅を縮小したが、米長期金利の戻りも一服したためドル・円の上値は限られた。
週後半の個別は、三菱UFJが小幅に上げた他はすべて下落、トヨタと三菱重工が3%台、ホンダが2%台、コマツとパナソニックが1%台とトヨタ、ホンダなどの輸出企業が安値だったのは円高のせいだろう。米国金利が下げられるとかでドル売り円買いが入っているようだが、株安の影響もあってリスクオフによる円買いもあったようだ。結局能無し日銀の出る幕はどこにもないようだ、・・(一一")。
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