17日の日経平均株価は、始まり現地16日の米株高を受けて買いが先行したが、買い一巡後は上値の重い展開、後場に入ってブルームバーグ通信社は「米政府が対中半導体規制でさらに厳しいルール検討を同盟国に警告した」と報じたことで東エレクやレーザーテクなど半導体関連株が売られて日経平均は下げ転換して午後1時47分には同220円36銭安の4万1054円72銭を付けたが、その後は下げ幅を縮める場面も見られたが、戻りは鈍く前日比177円39銭安の4万1097円69銭と反落。一方でTOPIX(東証株価指数)は同10.71ポイント高の2915.21ポイントと続伸して取引を終えた。プライム市場の出来高は16億8632万株、売買代金は4兆4302億円。騰落銘柄数は値上がりが1142銘柄、値下がりは453銘柄、変わらずは50銘柄だった。


17日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=157円台後半で推移している。午前中は米長期金利の低下が一服したことでドルを買い戻す動きが優勢となってドル・円はジリ高で推移。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも支えになった。ただ日経平均株価が上げ幅を縮小したことからドル・円も次第に上値が重くなった。午後に日経平均が下げに転じてドル・円も軟化。終盤に下げ足を速めた。一部で河野太郎デジタル相が円安是正のために日銀に利上げするよう求めたと報じられて円買いを誘ったとの見方があった。

 

週中の個別は上げ下げまちまち、三菱重工が3%台、同じく機械系のコマツも3%台、パナソニックが2%台、ホンダが小幅に上げたが、トヨタと三菱UFJは小幅に下げて引けている。円安も功罪あるが、あまりに円が安くなると国家の価値が切り売りされて下がっているようにも思えるので適当な価格に修正することが必要だろう。その辺あまりにも日銀は物価上昇2%に拘り過ぎているきらいがあるように思うが、能無しだから仕方がないのかもしれない、・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/。

 

日本ブログ村へ(↓)