11日の日経平均株価は、現地10日の米株高を受けて始まりから買いが先行、日経平均は午前9時7分に同594円78銭高の4万2426円77銭、TOPIXも同時刻に同37.40ポイント高の2946.60ポイントを付けて連日で取引時間中の史上最高値を更新したが、米6月CPI(消費者物価指数)が現地11日に発表されることから積極的に上値を追う動きは限られるもアジア市場も上昇したことを支えに取引を終えて前日比392円03銭高の4万2224円02銭と大幅に3日続伸。TOPIX(東証株価指数)が同19.97ポイント高の2929.17ポイントと上昇して両指数ともに連日で終値ベースでの史上最高値を更新した。プライム市場の出来高は18億716万株、売買代金は4兆7090億円。騰落銘柄数は値上がりが1251銘柄と7割を超えた一方で値下がりは356銘柄、変わらずは37銘柄だった。

 

11日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=161円台後半で推移している。朝方は利益確定目的のドル売りもあって伸び悩む場面が見られたが、日経平均株価の堅調推移などを背景にリスクオンのドル買い・円売りが優勢となって切り返した。米6月CPI(消費者物価指数)の発表を前に見送りムードも強かったが、ユーロ・円が史上最高値を更新するなどユーロに対する円売りが目立つなどクロス円の上昇もドル・円を支えたとの見方があった。

 

週後半の個別は、三菱重工が潜水艦裏金の防衛省調査で2%台と下げた。トヨタ、三菱UFJも小幅に下げている。一方でパナソニックは3%近い上げ、ホンダとコマツも1%台と堅実だった。特に材料がないのに株価が上げるというのは外国投資家が日本株の安値に注目して買い付けているからとも言う。これは円安効果だろうか。しかし能無し日銀は何もしないねえ。学者には市場原理は理解できないのだろうか、・・(一一")。

 

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