3日の日経平均株価は、現地2日の米株が上昇したことから朝方から買いが先行、日経平均への寄与度が大きい値がさハイテク株を中心に物色されて午後2時37分には同619円52銭高の4万694円21銭を付け、TOPIXも堅調な値動きが継続して3日続けて終値ベースの年初来高値を更新して前日比506円07銭高の4万580円76銭と大幅に4日続伸。TOPIX(東証株価指数)が同15.56ポイント高の2872.18ポイントと4日続伸して取引を終了した。東証プライム市場の出来高は16億9035万株、売買代金は4兆3443億円。騰落銘柄数は値上がりが980銘柄、値下がりは616銘柄、変わらず49銘柄だった。市場は、「明日4日は米国株式市場が独立記念日で休場となり5日は米6月雇用統計の発表を控えることから積極的に上値を買うことは考えにくく上放れたことで先物を中心に買い戻しを余儀なくされた」と見るようだ。
3日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=161円台後半で推移している。午前中は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りもあって底堅く推移。昼ごろにかけて上昇は一服したが、午後には米長期金利の上昇を受けて上げ基調を強めた。強い豪経済指標を受けた豪ドル買い・円売りや仏政局不安の和らぎを背景にしたユーロ買い・円売りなどなどクロス円の上昇もドル・円を支えた。
週中の個別は、トヨタ、三菱UFJ、パナソニックが小幅に値を下げている。一方で三菱重工は防衛受注が好感されて大きく6%台と値を伸ばしている。その他コマツがほぼ1%の伸び、ホンダは小幅だった。国内に材料がないので株式市場は米国追従であまり面白いことはない。日経平均は4万円を超えたが、すぐに売られて3万円台に戻るだろう。円安はお上も日銀も放置プレーなので止まらない、・・(一一")。
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