28日の日経平均株価は、現地27日の米株が上昇したことから始まりから買いが先行、日経平均は午前10時54分に同442円16銭高の3万9783円70銭を付けたが、その後は戻り待ちの売りに上値を抑えられる場面もあって上げ幅を縮小、また日本時間の午前10時すぎから行われた米大統領選に向けたバイデン大統領とトランプ前大統領のテレビ討論会の相場への影響は限られて前日比241円54銭高の3万9583円08銭、TOPIX(東証株価指数)が同15.93ポイント高の2809.63ポイントとそろって反発して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は17億1853万株、売買代金は4兆2833億円。騰落銘柄数は値上がりが660銘柄にとどまった一方で値下がりは924銘柄と多い。変わらずは61銘柄だった。

 

28日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=161円ちょうど近辺で推移している。月末で事業会社の決済が集中しやすい中で仲値決済に向けてドル買い・円売りが先行して約37年半ぶりに161円を突破。日本時間の午前中に開催された米大統領候補者による討論会で政策がインフレの再燃を招くとの指摘もあるトランプ前米大統領が優勢だったとの見方もドル・円を支えた。一方で財務省が7月末での神田財務官の退任を正式に発表するとドル・円の上昇は一服。その後は方向感なくもみ合った。

 

週末の個別は、すべて上昇、三菱UFJが3%台後半と大きく上げている。銀行株の他に保険などの金融株が買われたようだ。コマツは1%台後半、トヨタ、ホンダ、三菱重工、パナソニックは小幅にとどまった。お上も能無し日銀も何もしないで放置プレーなのでドル円は161円台まで跳ね上がっている。通貨安もプラスマイナス両方の効果があるというが、ここまで無策無能だとマイナス効果が大きいのではないだろうか。通貨安と言うのは国の価値が下がるということだからねえ、・・(-_-メ)。

 

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