27日の日経平均株価は、株価が直近で3連騰して1000円を超える上昇をしたことや6月末配当の権利落ちの影響で朝方から売りが先行、午前10時15分には同473円56銭安の3万9193円51銭を付けたが、売り一巡後は手掛かり材料に欠ける中で弱含みの展開が続き現地27日には米大統領選に向けた候補者による第1回テレビ討論会が開催されることもあって内容見たさに様子見姿勢が強まったようで前日比325円53銭安の3万9341円54銭と4日ぶりに大幅反落。TOPIX(東証株価指数)も同9.25ポイント安の2793.70ポイントと4日ぶりに下落した。東証プライム市場の出来高は16億2759万株、売買代金は3兆9859億円。騰落柄数は値上がりが896銘柄、値下がりは677銘柄、変わらずは59銘柄だった。

 

27日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=160円台半ばで推移している。前日の米国時間に約37年半ぶりのドル高・円安水準を付けた反動もあって利益確定目的のドル売り・円買いが優勢となって上げ幅を縮小する展開となった。国内輸入企業によるドル買い・円売りが断続的に観測される場面では下げ渋ったが、日本の通貨当局による為替介入への警戒感もあって上値は限定的だった。一方で積極的にドルを売り動きも見られず一巡後は動意が乏しくなった。

 

週後半の個別は、上げ下げまちまち、トヨタ、ホンダ、コマツが小幅に値を下げたが、三菱重工は2%台、三菱UFJとパナソニックは小幅に値を上げている。最近の株価の動きは3万8千円を割り込むと買われて値を上げ3万9千円を超えると売られて値を下げるようだ。お上や日銀が何もしない、・・できない、・・ので市場は自立で上下を繰り返しているようだ、・・(◎_◎;)。

 

日本ブログ村へ(↓)