26日の日経平均株価は、始まりの買いが一巡した後にもみ合う場面も見られたが、先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を広げて日経平均は後場もジリ高基調が続いて午後零時49分には同615円48銭高の3万9788円63銭を付けたが、その後は戻り待ちの売りや急ピッチな上昇の反動などでもみ合いとなって前日比493円92銭高の3万9667円07銭と大幅に3日続伸。TOPIX(東証株価指数)も同15.58ポイント高の2802.95ポイントと3日続伸した。TOPIXが終値べースで2800ポイント台となるのは3月22日(2813.22ポイント)以来2カ月ぶり。東証プライム市場の出来高は15億7703万株、売買代金は4兆2538億円。騰落柄数は値上がりが985銘柄、値下がりは590銘柄、変わらずは70銘柄だった。

 

26日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=159円台後半で推移している。日経平均株価が堅調に推移する中で国内輸入企業による実需のドル買いも支えになって底堅く推移。豪5月CPI(消費者物価指数)が強い結果となり豪ドル・円が急上昇する中で世界的なインフレの再加速が意識されて対ドルでも円が下げ足を速めてドル・円も上げ幅を拡大した。ただ日本の通貨当局による為替介入への警戒感から積極的に上値を追う動きは見られず次第に上値が重くなった。

 

週中の個別はコマツが1%台、トヨタ、ホンダ、パンソニックが小幅に下げたが、三菱重工は1%台、三菱UFJは小幅に上げている。先物に買いが入ったというが、円安を見越しての買いだろうか。円安と言っても良し悪し5分5分だろう。いい加減何とか手を打てばいいと思うが、お上は支持率低下でそれどころではないし、能無し日銀は相も変わらず低金利低金利で物価上昇ばかり見ているが、物価は上がっているだろう。はったりかまして金利を0.5%くらいにしてやれば市場もちょっとビビるだろうになあ、・・(>_<)。

 

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