ル・マン24時間耐久レースが終わった。今年のトヨタGR010は安定していたし速かった。しかしフェラーリとの激闘の末に7号車が2位、8号車が5位だった。トップのフェラーリ50号車との差は20秒あまり、24時間走ってこの差は激闘と言うべきだろう。最近の耐久はレース終盤になっても僅差での勝負が多い。これは例のBopの効果なのか、あるいは車の信頼性が上がったのか、多分両方だろう。最近はリタイヤする車両が少ない。どの車も元気に最後まで走っている。
今年のル・マン24時間耐久レースはトヨタの2台は11位と最下位の23位から順調に順位を上げて一時はトップを快走していたが、ピット回数が多かったことが響いたのだろうか。でも時間的には43分ほどでフェラーリとさほど変わらない。ちょっと痛かったのは8号車のスピンと7号車のシールドの曇りで緊急ピットしたことだろうか。テールトゥウィンを飾ろうと小林可夢偉が言っていたが、24時間の耐久レースだとスタート順位はあまり関係ない。要はミスやトラブルを少なくしてレースを走り切ったものが勝つと言うことだろうか。耐久は何よりまず「自分との闘い」でそれに勝ったものがレースを制すると言うことだろう。
今回トヨタの2台は速さはあった。スピードでは一番だっただろう。順当に行けば負けることはなかったのだが、要するに「自分に負けた」と言うことだろう。ちょっと、・・というか、かなり残念ではあったが、また来年に期待しよう。レースはまだまだ続く。頑張れ、トヨタGRレーシング、そしてお疲れ様、・・(^_^)v。
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