14日の日経平均株価は、始まりは前日の弱い動きが継続して売りが先行、注目された日銀の金融政策決定会合では相変わらず能もなく従来の政策を据え置くとともに長期国債買い入れを減額していく方針は明らかにされたが、具体的な時期や数量は明示されずそのためか外国為替市場で1ドル=157円台の後半まで円安に振れたことを支えに日経平均は午後1時3分に同305円23銭高の3万9025円70銭を付けたが、取引終了後には植田和男日銀総裁の記者会見を控えることから買い進む動きは限られて前日比94円09銭高の3万8814円56銭と3日ぶりTOPIX(東証株価指数)が同14.83ポイント高の2746.61ポイントと4日ぶりに反発して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は21億5662万株。売買代金は5兆3191億円と、指数採用銘柄の入れ替えに伴い売買代金が膨らんだ5月31日(7兆7612億円)以来の大きさとなった。騰落銘柄数は値上がりが1417銘柄、値下がりが210銘柄、変わらずは19銘柄だった。


14日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル158円台前半で推移している。午前中はほぼ横ばいで推移した。昼すぎに日銀金融政策決定会合の結果が伝わり国債買い入れ額を減額する方針としつつ具体的な計画は次回会合で決めるとした。一部で予想されていた今回の会合での減額が見送られたことでハト派的と受け止められドル買い・円売りが加速。4月29日以来約1カ月半ぶりに158円台を回復した。

 

週末の個別は、三菱重工が4%台と大きく上げている。ホンダ、コマツ、パナソニックも小幅に上げたが、三菱UFJが1%台、トヨタが小幅に値を落としている。日銀も能無し的にちまちま政策を刺しているので市場に影響を与えられない。やるならガンと一発強烈にやらないといけない。まあそれだけの知恵は出ないだろうが、・・(一一")。

 

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