7日の日経平均株価は、始まりから昨日6日の上値の重い動きが継続、手がかり材料のない中で戻り待ちの売りに押されて日経平均は午前11時1分に同142円66銭安の3万8560円85銭を付けるなど手控えムードが広がる中で動意に乏しい展開が続いたが、取引終了にかけて下げ渋る格好となって前日比19円58銭安の3万8683円93銭と小反落、TOPIX(東証株価指数)が同2.20ポイント安の2755.03ポイントと下げて取引を終えた。東証プライム市場の出来高は13億4640万株で売買代金は3兆4623億円に止まり5月27日(3兆3847億円)以来の3兆5000億円割れ。騰落銘柄数は値上がりが954銘柄で値下がりの633銘柄を上回った。変わらずは60銘柄だった。市場は、現地7日の米5月雇用統計の発表を控える他に11-12日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)も開かれることから積極的にポジションは取りにくく様子見姿勢が強まったと言う。

 

7日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=155円台半ばで推移している。午前中はドル買い・円売りが優勢となり一時156円ちょうどに接近した。国内輸入企業によるドル買いが観測された他に日銀が国債買いオペ通知で購入額を維持したこともドル・円を支えたとの見方があった。午後からは日本の10年債利回りが上昇して円が買われてドル・円は上値が重くなった。

 

週末の個別はすべて安値で引けた。トヨタと三菱UFJが1%台、ホンダ、三菱重工、コマツ、パナソニックが小幅に値を下げている。このところ何時ものことだが、国内には材料がなく米国市場眺めの展開で米国市場の状況を見れば国内株式が上げるか下げるか分かってしまう。ここまで材料もなく米国市場に追従と言う状況も珍しい。何かもう少し何でもいいから国内に材料がないものだろうか。でもお上は政権の意地にきゅうきゅうとしていて他に目を向ける余裕もないし日銀は能無しでただただ物価上昇2%ばかりなので仕方がないだろう。もう少し政治も金融政策も何とかならんものだろうか、・・(一一")。

 

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