6月3日の日経平均株価は、前週末5月31日に大幅反発した強い動きや31日の米株高を追い風に朝方から買いが先行して午前9時34分には同544円60銭高の3万9032円50銭を付けて取引時間中としては5月29日以来3営業日ぶりに3万9000円台に乗せたが、買い一巡後は高値圏でのもみ合い商状が続いて前週末比520円程度高い3万9008円前後で推移。東証プライム市場の出来高は16億7604万株、売買代金は4兆1313億円。騰落銘柄数は値上がりが1025銘柄、値下がりは563銘柄、変わらずは58銘柄だった。

 

6月3日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=157円台半ばで推移している。午前中は国内輸出企業による実需のドル売り・円買いにより下落する場面があったが、一巡後のドル・円は持ち直しの動きを見せた。世界的な物価の高止まりが意識されて米利下げ開始時期の後ズレや欧州の大幅利下げ観測の後退により円買いが続きにくいとの見方があった。

 

週明けの個別はトヨタ、ホンダなど自動車株が売られている。国交省がトヨタ自動車など自動車メーカー5社から型式指定申請に関する不正の報告があったと発表。マツダ、ホンダなど対象となった自動車株が売られている。ダイハツ工業の車両認証不正を巡る問題を受けて国土交通省が自動車メーカー各社に調査を求めた結果、トヨタ、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの5社で不適切事案があったことがわかった。国交省が3日明らかにした。しかし型式指定申請の試験方法に不正ばかりあるのは困ったことではある。それ以外は高値、三菱UFJ、コマツは2%台、三菱重工とパナソニックは1%台の高値だった。

 

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