政治団体「つばさの党」幹部らが他陣営の選挙活動を妨害したとして逮捕された。選挙の自由との兼ね合いから警視庁は慎重に捜査し、「限度を超えた」として異例の立件に踏み切った。事件の背景には過激動画の投稿で注目を集める手法が指摘される。SNS時代の選挙活動はどうなるのか。

他候補への妨害行為を繰り返した衆院東京15区補選で、立候補した根本良輔容疑者(29)は最下位の約1100票で落選した。だが、選挙後も黒川敦彦(45)、根本両容疑者らは各地で「抗議街宣」を重ねた。対立候補の乙武洋匡氏を支援した小池百合子都知事の自宅や、つばさの党に批判的な著名人の自宅周辺、警視庁本部庁舎前などだ。

党事務所などが家宅捜索を受けた5月13日には、捜索後にユーチューブ上で「これから都知事宅に行く」と宣言。実際に小池知事宅前に行き、騒ぎを起こした。容疑者らは「街宣」や騒ぎの様子をスマートフォンで撮影し、ユーチューブでライブ配信した。連日の投稿は毎回数万回の再生数を稼ぎ、SNSで拡散された。15万回以上再生されたものもある。

活動の狙いについて、捜査幹部の一人は「選挙をコンテンツ化し、過激な動画で再生回数を稼いで注目を集めるのが目的だろう」と指摘する。(朝日新聞社)

 

ユーチューブが生んだ「政治団体」 つばさの党、SNS時代の選挙は(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 

この政治団体、強制捜査になったのは一言で言えば「やり過ぎた」ということだろう。言論には言論で対するべきで今回のような「行動の暴力」とも言うべき選挙妨害がまかり通ると今後の選挙は荒れ放題になってしまう。それを防止するために今回のような逮捕を含む強制捜査になったのだろう。民主主義の根幹である選挙についていかなる形の暴力も許さないという警察の意思表示だろう。多分警察はこの1件だけでなく立件できるものは徹底的に捜査して立件するだろう。お上を舐めてはいけない。ガーシーや特殊詐欺もそうだが、法治主義の例外は絶対に作らない。どこでどんな形でやろうと犯罪は絶対に検挙する。これが警察の揺るがない意思表示だろう、・・(-_-メ)。

 

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