WEC第3戦スパ・フランコルシャン6時間レースはキャデラックのクラッシュで赤旗中断、そのままレースを終えるかと思ったら残り1時間44分で再スタート、燃料の残り少ないフェラーリは緊急ピットインでタイムをロスして後退、プライベートチームのJOTAのポルシェ963が首位を守って1位でフィニッシュ、2位にはワークスのペンスキーポルシェ、3位、4位はフェラーリが入った。5位にはプロトンポルシェ、6位にわがトヨタの8号車、7位に7号車が入った。トヨタは8号車が6位、7号車は15位からのスタートだったが、徐々に順位を上げるもペナルティで順位を落とす苦しいレース展開、ピット時間を短縮して順位を上げるも終盤で周回ペースの勝るフェラーリ、ポルシェにパスされて7号車が6位、8号車が7位でゴールしたが、7号車は周回遅れのGT3と接触したことで5秒のペナルティを受けて8号車と順位が入れ替わった。今年のトヨタGR010はもう一つ速さがない。速さで言うとフェラーリ、ポルシェ、そしてトヨタだろう。昨年までは他を寄せ付けない速さを誇っていたが、今年はどうしたんだろう。あのインチキBopのせいなのか、フェラーリやポルシェが速くなったのか、おそらくは後者だろう。でもポルシェが勝ったことで次のルマンではポルシェのBopがきつくなるだろうからある意味ルマンに焦点を当ててと言えるかもしれない。また後発チームよりも以前に開発されたGR010は伸びしろで新しい車に譲るのでその辺もあるのかもしれない。トヨタはそうした伸びしろをピットワークなどで補っていく作戦で戦っているが、やや苦戦気味ではある。フェラーリは速さは速いが、自滅がチームカラーと言うのでそうなると台数を投入しているポルシェに分があるかもしれない。次はル・マン24時間、昨年はFIAのインチキ欧州勢に勝たせたいBopで涙をのんだが、今年はぜひ雪辱を果たしてもらいたい。頑張れ、トヨタガズーレーシング、・・(^_^)v。

 

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