10日の日経平均株価は、9日の米株高を受けて始まりから買いが先行、日経平均は午前9時40分に同667円90銭高の3万8741円88銭を付けたが、買い一巡後は戻り待ちの売りに押されて上値の重い展開になり後場には手控えムードの中で週末要因などもあって一時50円強まで上げ幅を縮小する場面も見られるなど積極的な買いは限られたが、それでも前日比155円13銭高の3万8229円11銭と3日ぶりに反発、TOPIX(東証株価指数)は同14.75ポイント高の2728.21ポイントと続伸した。東証プライム市場の出来高は23億2067万株、売買代金は5兆3172億円とSQ(特別清算指数)値算出日のため膨らんだ。騰落銘柄数は値上がりが902銘柄、値下がりは701銘柄、変わらずは48銘柄だった。日経平均先物・オプション5月限SQ(特別清算指数)値は3万8509円47銭。

 

10日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=155円台半ばで推移している。米労働市場の落ち着きが意識されてドル・円は軟化したが、東京時間の午前中は「5・10日(ごとうび)」に伴う国内輸入企業による実需のドル買い・円売りもあって持ち直した。午後はほぼ横ばいで推移したが、終盤には持ち高調整のドル売り・円買いにより上値が重くなる場面があった。

 

週末の個別はパナソニックが4%台、トヨタが3%台と大きく値を下げている。パナソニックは米証券会社がレーティングを下げたことが原因のようだ。ホンダは小幅なマイナスだった。一方で三菱重工は下げが続いていたが、ここで3%台と上げている。三菱UFJ、コマツは小幅な上昇だった。為替は何とか155円台で推移している。為替介入が効いたようだが、介入の効果はそう長くは続かないだろう。日銀の学者さんは相場がどんなものか分かっていないようではある、・・(一一")。

 

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