9日の日経平均株価は、前場では積極的に買われて値を上げたが、後場に入ってスタートは買い優勢だったが、戻り待ちの売りに押される展開になって値を下げて終値は前日比128円39銭安の3万8073円98銭と続落して引けた。

 

9日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=155円台後半で推移している。朝方に公表された日銀金融政策決定会合(4月25-26日開催)の「主な意見」で円安を懸念する意見が相次いでいたことが分かりややタカ派寄りと受け止められて一時155円10銭近辺まで下落したが、国内輸入企業による実需のドル買いなどに支えられて持ち直した。その後、参院財政金融委員会に出席した植田日銀総裁の発言にも市場の反応は鈍く午後はほぼ横ばいで推移した。

 

週後半の個別は三菱重工が6%台と大きく売られた。どうも利益率がパッとしないことが原因のようだ。その他トヨタが1%台、ホンダが小幅に下げたが、三菱UFJは2%台、パナソニックは1%台、コマツは小幅に値を上げている。このところ日銀総裁がちょっと強気にブラフをかける様なことを言い出したが、これまでがあまりに市場とかけ離れていたのであまり効果はないようだ。相場は学問ではなく博打なんだよな、・・(一一")。

 

日本ブログ村へ(↓)