宇宙航空研究開発機構(JAXA)は24日、休眠していた月面探査機「SLIM(スリム)」との通信を再開したと発表した。約2週間続き、氷点下170度まで下がる過酷な月の夜を越えるのは、1月の月面着陸後3回目となった。

JAXAによると、SLIMは3月27日に2回目の「越夜」が確認された後、再び休眠していたが、今月23日に通信が復旧した。機体に搭載されたカメラで月面を撮影し、写真を地球に送信することにも成功した。

機体の機器類は、月の夜の低温に耐える設計になっていないが、通信や太陽電池による発電など主要な機能は維持しているという。JAXAの坂井真一郎プロジェクトマネージャは24日、「越夜を3回も成功した理由は不明だが、SLIMのデータから、今後の月探査計画につながる知見が得られる可能性がある」と話した。

 

月面探査機SLIM、3回目の「越夜」…JAXA「3回も成功した理由は不明」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

 

SLIM、すごいねえ。耐寒仕様になっていないのに3回の月の夜に耐えて復活するとは立派としか言いようがない。耐寒仕様になっていないと言っても各部がよほどしっかり作り込んであるのだろう。SLIMを作った三菱電機も立派なものではある。今後も技術レベルを高めて宇宙開発をリードしてほしいところである、・・(^_^)v。

 

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