19日の日経平均株価は、現地18日のSOX(フィラデルフィア半導体株)指数が続落したことから半導体関連株が急落、さらにイスラエルによるイランへのミサイル攻撃も伝わって午前11時25分に同1346円64銭安の3万6733円06銭を付けて後場に入っても中東情勢をめぐり情報が錯そうする中で軟調推移のまま取引を終えて前日比1011円35銭安の3万7068円35銭、TOPIX(東証株価指数)が同51.13ポイント安の2626.32ポイントといずれも大幅に反落して取引を終えた。日経平均は3月11日の868円安を超え今年最大の下げ幅で21年2月26日(1202円安)以来3年2カ月ぶりの大きさとなった。東証プライム市場の出来高は21億6875万株、売買代金は5兆4658億円。騰落銘柄数は値上がりが86銘柄で値下がりは1554銘柄と全体の9割を超えた。変わらずは12銘柄だった。


19日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=154円台前半で推移している。朝方にイラン中部で爆発音がしたと報じられて一部でイスラエルによる報復攻撃と伝わったことで中東情勢の緊迫化からリスクオフの円買いが先行。ドル・円は昼ごろに153円50銭台まで下落した。ただ一部ではミサイル攻撃ではなかったとの報道もあってその後はドル売りが一巡して午後1時すぎには154円台半ばまで値を戻した。

 

週末の個別は壊滅、しかし下げ幅はさほどでもなかった。トヨタとホンダの輸送機器が2%台、三菱重工、三菱UFJ、コマツが1%台、パナソニックが小幅に下げている。日経平均が大幅に下落した割には個別はさほどでもなかった。日銀総裁が金利の再引き上げに言及したというが、いまさらそんなことを口先で言っても相場は相手にはしないだろう。黙ってビシッと金利を挙げて「またやるぞ」とでも言えば少しは効果があるとは思うが、・・(一一")。

 

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