11日の日経平均株価は、利下げ期待後退に伴う米株安で始まりから売りが先行して日経平均は午前9時14分に同516円50銭安の3万9065円31銭を付けてその後は押し目買いから下げ渋る動きとなって午後2時30分には108円程度安まで下げ幅を縮小、外国為替市場で1ドル=152円80銭台とドル高・円安が進んだことも輸出関連銘柄の下値を支えたようで前日比139円18銭安の3万9442円63銭と続落した一方でTOPIX(東証株価指数)は同4.17ポイント高の2746.96ポイントと反発して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は16億735万株、売買代金は4兆1293億円と、3日ぶりに4兆円を回復した。騰落銘柄数は値上がりが697銘柄、値下がりは893銘柄、変わらずは62銘柄だった。

 

11日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=152円台後半で推移している。日経平均株価が寄り付き後に下げ幅を500円超に拡大する中でドル売り・円買いが先行してドル・円も152円75銭近辺まで調整した。神田財務官や鈴木財務相による円安けん制発言も重しになった。ただ円を積極的に買うような材料は乏しく昼すぎにかけては下げ幅を縮小。政府・日銀による円買い介入への警戒感から上値は限られたが、午後は153円に接近する場面があった。

 

週後半の個別はこのところ下げていた三菱重工が3%台の上昇、三菱UFJとトヨタも1%台、コマツも小幅に上げている。一方でホンダとパナソニックは小幅に下げて引けている。お上も能無し日銀も何もできないのでバンバン円を売ってドルを買っても問題ないだろう。それにしても能無し政策なしには呆れるばかりだ、・・(-_-メ)。

 

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