10日の日経平均株価は売り優勢で始まったが、売りが一巡した後に現地10日の米3月CPI(消費者物価指数)の発表を受けた米国株式の反応見たさに手控えムードが強まり午後2時40分すぎに先物に断続的な売りが出て日経平均は午後2時49分に同262円65銭安の3万9510円48銭を付けたが、取引終了にかけ下げ渋って前日比191円32銭安の3万9581円81銭、TOPIX(東証株価指数)が同11.90ポイント安の2742.79ポイントとそろって3日ぶりに反落して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は14億6306万株、売買代金は3兆8033億円にとどまり、2日連続で4兆円割れとなった。騰落銘柄数は値上がりが841銘柄、値下がりは754銘柄、変わらずは57銘柄。


10日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=151円台後半で推移している。日経平均株価の軟調スタートなどを背景にドル売り・円買いが先行。一時151円70銭を割り込んだ。植田日銀総裁が衆院財務金融委員会に出席して述べた内容がややタカ派と受け止められたとの見方もあった。その後は下げ幅を縮小して朝方の水準まで値を戻したが、政府・日銀による円買い介入への警戒感もあって伸び悩んだ。

 

週中の個別はパナソニックだけが小幅に上げたが、他はいずれも下げて引けた。三菱重工とコマツの機械系が2%台、トヨタがほぼ1%、ホンダと三菱UFJが小幅に下げて引けている。能無し日銀総裁がタカ派発言とは何を言ったんだ。「3月の金融政策決定会合でこれまでの大規模緩和から短期金利の操作を主たる政策手段とする『通常の金融政策の枠組み』に移行した」と言うのはタカ派なのか。金利で為替のバランスを取るんだよ、・・(-_-メ)。

 

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