BEVは二酸化炭素排出量が少ないかというとそんなことはない。確かに走っている時は二酸化炭素を出さないが、バッテリーに蓄電する電気はほとんど火力発電に依存している。中国などは大部分石炭火力発電で二酸化炭素を出しまくっている。またBEVは化石燃料で発電した電気を送電線で送ってその電気をバッテリーに充電してもう一度モーターを動かして走る🚙💨のでエネルギーロスが大きいともいう。ヨーロッパがどうしてBEVだと騒いだかというとHVやPHVでは日本の自動車メーカー、特にトヨタだが、に勝てないからトヨタが遅れているBEVに振ったが、BEVという車はモーターとバッテリーがあれば出来てしまうハードルが低い工業製品でBEVに振ったら中国がどっと入ってきて市場を席巻されそうになった。テスラもシェアを伸ばしている。そんな状況の中でBEVは寒さに弱すぎるとかロシアのウクライナ侵攻で電気料金がバカ高いとかBEVの環境負荷はガソリン車やHVなどと比較してさほど優位でもないなどBEVの化けの皮が剥がれてきた。トヨタはPHVやHV、水素エンジン、FCVなど全方位展開体制で臨んでいる。各方式それぞれ長所と短所がある。日本で車🚙がすべてBEVになって一気に充電を始めたら電力がパンクするとかいう。トヨタはBEVで出遅れているというが、PHVやHVをさんざんやってきたトヨタにBEVができないわけがない。あれこれやりながら市場の動向を見ているんだろう。BEVは短距離のコミューター的な車に適した方式だと思う。FCVは長距離走行するバスやトラックに向いている。充電時間が省略できるしタンク容量を大きくすれば長距離を走れる。PHVやHVなどは長距離移動する際に適している。ガソリン満タンにすれば一千キロ以上走れる🚙💨だろう。もしもBEVが火力発電に依存しないで充電できればまさにエコの金字塔になるだろう。しかしまだ当分は化石燃料に依存せざるを得ない。各国は二酸化炭素排出量云々よりもそれを使って自国の利益を図ろうと躍起になってエコという錦の御旗の影で蠢いている。最近の気象は確かに異常で二酸化炭素がそれに影響していることは間違いないだろう。しかし二酸化炭素を排出するのは車🚙だけではない。それを一つの方式にしてしまおうということ自体胡散臭いし危ない賭けでもある。二酸化炭素排出量の駆け引きは今後も様々な分野で行われるだろう。そこで行われるのは地球環境問題ではなく各国自国の利益ではある。そんな魑魅魍魎の跋扈するような世界でババ🃏を引かされないようにしっかりと状況を見極めて正しい道筋を見極めて行かないといけない。全方位展開というトヨタ方式は金も時間もかかるが、混沌とした状況の中では正しい解答だと思う。 自国の利益のためには他を省みないヨーロッパの駆け引きに乗せられないようにしないといけない、\(^_^)/🚙💨🙆🆗🎃🐲⛩️。