13日の日経平均株価は、始まりは現地12日の米株高を受けて買いが先行したが、すぐに戻り待ちの売りが強まり外国為替で円がドルやユーロに対し円高方向に振れたこともあって指数は下げに転じて手がかり材料に乏しい中で後場に入り底堅い展開から下げ幅を縮小する場面も見られたが、戻りは限られて前日比101円54銭安の3万8695円97銭と3日続落。TOPIX(東証株価指数)も同8.73ポイント安の2648.51ポイントと3日続落した。プライム市場の出来高は16億4871万株。売買代金は4兆4428億円。騰落銘柄数は値上がり468銘柄に対して値下がりが1141銘柄と7割近い。変わらずは47銘柄だった。
13日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台半ばで推移している。トヨタが春闘で満額回答などと報じられて日銀のマイナス金利解除観測が強まる中で国内輸出企業による実需のドル売り・円買いも観測されて午前中は147円20銭近辺まで下落。ただ持ち高調整のドル買い・円売りにより一巡後は下げ幅を縮小して午後には朝方の水準まで戻した。
週中の個別はホンダが小幅に上げただけであとはすべて下落、コマツとパナソニックが1%台、トヨタ、三菱重工、三菱UFJが小幅に下げた。勢いで買いが入っていたところで材料もないのに買い続けたことに気がついて米株安や円高で一斉に売り出したというところだろう。投資家も冷水を浴びせられたというところだろうか。株価と言うのは投資家の期待値なので頭が冷やされれば一気に下落することもあり得る。これまでの高値は要するに期待値で実際の経済を反映しているわけではなかったということだろう。あとはどの辺りで底を打つかと言うところだろうか、・・(^_^)v。
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