21日の日経平均株価は、現地20日の米株安を受けて始まりから売りが先行、売り一巡後は持ち直す場面も見られたが、現地21日の米国でエヌビディアの決算発表が控えていることから様子見姿勢が強まり午後零時49分には同268円46銭安の3万8095円15銭と下げ幅を拡大したが、押し目を拾う動きから下げ渋る展開となって前日比101円45銭安の3万8262円16銭と3日続落。TOPIX(東証株価指数)は同5ポイント安の2627.30ポイント続落して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は15億3549万株、売買代金は4兆2861億円。騰落銘柄数は値上がりが598銘柄、値下がりは991銘柄、変わらずは68銘柄だった。
21日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=150円ちょうど近辺で推移している。序盤は米長期金利の上昇を受けてドル買い・円売りがやや優勢となった。日経平均株価が下げ幅を縮小したこともドル・円を支えて150円台前半で底堅く推移したが、日経平均が押し返されるとドル・円も軟化。午後には149円80銭台まで下落する場面があった。その後は下げ渋ったが、米長期金利の低下を背景に伸び悩んだ。
週中の個別は下げ優勢、トヨタとパナソニックの元F1コンビが小幅に上げたが、三菱重工は2%台、コマツは1%台、ホンダと三菱UFJは小幅に下げている。日本の株高も米国頼みのようで米国の株価とドル円為替に追従している。それを基準に中国辺りに流れていた資金が還流しているんだろう。しかし日本もなんだか情けない国になったなあ。もう一度しっかり投資をして足元のしっかりした経済国家にならないのかねえ、・・(>_<)。
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