11日の日経平均株価は、外国為替市場で円がドルやユーロに対して円安に振れていることや時間外取引で米株先物が上昇したことを支えに日経平均株価は午後零時55分に同715円84銭高の3万5157円56銭を付けてその後は短期的な上昇を警戒して模様眺めムードが広がったようだが、前日比608円14銭高の3万5049円86銭と大幅に4日続伸。TOPIX(東証株価指数)は同38.39ポイント高の2482.87ポイントと6日続伸して取引を終えた。両指数ともに連日で終値ベースのバブル崩壊後高値を更新。日経平均株価は終値ベースで1990年2月22日(3万5826円)以来33年11カ月ぶりの水準を回復した。東証プライム市場の出来高は18億4940万株、売買代金は4兆7912億円。騰落銘柄数は値上がりが1064銘柄、値下がりは548銘柄、変わらず45銘柄だった。

 

11日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=145円台半ばで推移している。米早期利下げ観測が後退する一方で日銀による金融政策の正常化観測も後退する中で国内輸出企業による実需のドル売り・円買いが観測されて軟調に推移した。一巡後は動意薄となったが、午後は米12月CPI(消費者物価指数)の発表を前にした持ち高調整の動きにより弱含む場面があった。

 

週後半の個別は、いずれも上昇、トヨタと三菱重工にパナソニックが3%台、ホンダが2%台、三菱UFJが1%台、コマツが小幅に値を伸ばした。このところ株高が続いているが、これもある意味勢いなんだろう。どこかでまたマイナス材料が出ればドカッと下げる場面もあるだろう。この辺は投機ゲーム的な面がある。国内の材料が何もないのだから株高は仕掛けなんだろう。企業も渋いことを言わずにしっかり給料を上げてGDPの上げ幅を確保してやるべきだろう。その分製品やサービスが上がっても仕方がないだろう、・・(^_^)v。

 

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