21日の日経平均株価は、現地20日の米株安で始まりから売りが先行、弱含みの展開となる中で日経平均株価は午後1時53分に同578円15銭安の3万3097円79銭まで下げ幅を拡大、時間外取引の米株先物は上昇したが、国内株の反応は限られて安値圏での推移となり前日比535円47銭安の3万3140円47銭、TOPIX(東証株価指数)は同23.40ポイント安の2325.98ポイントといずれも3日ぶりに大幅反落して取引を終了した。東証プライム市場の出来高は13億7002万株、売買代金は3兆4482億円。騰落銘柄数は値上がりが293銘柄、値下がりは1316銘柄とプライム市場の8割近くとなり、変わらず50銘柄だった。市場は、海外投資家がクリスマス休暇を取得する時期に入って市場参加者の減少から積極的な売買は限られると見られて個別株への物色が中心になりそうだと見るようだ。
21日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=143円ちょうど近辺で推移している。欧米の主要中銀が利下げに踏み切るとの観測が広がる中で日経平均株価の下落を受けてリスクオフの円買いが先行、日経平均は安値圏で停滞したが、断続的な円買いが観測されて下値を探った。米長期金利の低下が一服していることや追加の手掛かり材料が乏しいことから昼前には下げ止まりその後は方向感の定まらない展開となった。
週後半の個別はいずれも安値に終わった。トヨタが4%台と大きく下げたのは子会社のダイハツの不正問題のためだろう。ホンダは3%近い下げ、コマツとパナソニックは1%台、三菱重工と三菱UFJは小幅に下げている。ダイハツの不正もひどいもので新車開発の遅れや失敗が手ひどい叱責を受けるので強度試験などが失敗しないように手を加えたと言うことだが、商売はお客には誠意を尽くすべきだろう。そう言えば一時期コペンに乗っていたが、なかなかどうしていい車だった。そのコペンも衝突試験などで不正をしていたんだろうけどあれだけのいい車を作るんだからもったいない話ではある。もう一度一から出直してまたいい車を作って欲しいところではある、・・(^_-)-☆。
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