10日の日経平均株価は、米国株安で始まりから売りが先行、午前9時48分には同398円22銭安の3万2248円24銭を付けたが、売り一巡後は下げ渋る動きが続き後場に入り下げ幅を縮小する動きが強まり3万2598円まで戻す場面も見られるなど引き締まり前日比78円35銭安の3万2568円11銭と反落して取引を終えた。東証プライムの出来高は16億3842万株、売買代金は4兆1106億円。騰落銘柄数は値上がりが988銘柄、値下がりが630銘柄、変わらず41銘柄だった。日経平均先物・オプション11月限SQ(特別清算指数)値は3万2454円88銭。市場は、今日は底堅い展開となったが、13日からの週では米国で14日に10月CPI(消費者物価指数)が発表されて17日にはつなぎ予算の期限を迎えるなど波乱の要素があり楽観は禁物と米国の動向注視のようだ。

10日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=151円台半ばで推移している。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を受けたドル高・円安を受けて午前中は政府・日銀による円買い介入への警戒感が高まった他、週末ということもあって利益確定目的のドル売りや持ち高調整の動きがドル・円の上値を抑えた。ただ昼すぎにはドル売りも一巡。午後は日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢となりドル・円は切り返した。

 

週末の個別はホンダが4%台と大きく下げている。パナソニックは2%台、トヨタは小幅に下げた。一方三菱重工と三菱UFJは1%台、コマツは小幅に上げている。円がじわじわ下げているがどうしてお上は何の対策も取らないのか。ガソリン補助なんかしているよりも為替を少し修正した方が効果があるだろう。ドル売りをするには米国債を売らないといけないのでそれを躊躇っていると言う話もあるし、利上げをすると国の借金の金利が上がるのでこれも二の足を踏んでいると言う話もある。何だか知らんけど少しは為替も調整すべきだろう、・・(-_-メ)。

 

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