4日の日経平均株価は、3日の米株が金融引き締めの長期化警戒で長期金利の上昇とともに大きく下落、この流れを受けて日経平均は下げ幅を拡大、日本時間4日の米時間外取引で長期金利が一段と上昇して香港ハンセン指数などアジア株安も重しとなり後場終盤には3万487円67銭(前日比750円27銭安)まで下押し、東証業種別株価指数は全33業種が値下がり、東証プライム銘柄の92.1%が下落して前日比711円06銭安の3万526円88銭と大幅に5営業日続落した。下げ幅は8月2日(768円89銭安)に次いで今年2番目の大きさ。終値で心理的なフシ目となる3万1000円を大きく割り込み、5月17日(3万93円59銭)以来、4カ月半ぶりの安値水準となる。東証プライムの出来高は20億2967万株、売買代金は4兆4588億円。騰落銘柄数は値上がり132銘柄、値下がり1690銘柄、変わらず13銘柄。市場は、米金利上昇への懸念は根強く海外投資家は買いポジションを落としている。ただ売り圧力が残る中で銘柄によっては下値を拾う動きも散見されて先行きを見据えた買いも入り始めているようだとやや希望をのぞかせている。
4日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=149円台前半で推移している。強い米雇用関連指標を受けて米金融引き締めの長期化が意識されてドル買い・円売りが優勢となった。ただ前日の米国時間にドル・円が150円台を回復した直後にまとまったドル売り・円買いが観測されて急落したこともあって日本政府・日銀の為替介入への警戒感も高まっており上昇ピッチは緩やかだった。午後になると様子見ムードが強まりドル・円は伸び悩んだ。
週後半の個別は壊滅的な下落、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックが5%台、トヨタが4%台、コマツが3%台と久々の大幅下落だった。大黒柱の米国の景気が減速では止むを得ないだろう。為替は1ドル150円を超えたことろで円買い介入が入ったようだ。ただ介入は一時的だからまた円が下げるだろう。まあ少しは利率で調整すべきだろうが、お上の借金の利子が増えるからなあ、・・(◎_◎;)。
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